寺子屋とは

江戸時代、地域の大人たちが子どもたちに読み書きを教えた「寺子屋」。それは、単なる勉強の場ではなく、暮らしの中での“学び合い”の空間でした。
私たちはこの考えを現代に引き継ぎ、子どもたちが安心して学べる、そして自分の成長を感じられる居場所として「寺子屋」を運営しています。
学力の向上だけでなく、自ら学ぶ姿勢や、他者と協力する力を育てる――そんな“人間力”の土台づくりを目指します。
活動内容
宿題・学習サポート

- 子どもたちが学校の宿題や自主学習に取り組む時間を設け、スタッフが見守りながら進行します。
- 答えを教えるのではなく「自分で気づく力」「仲間と協力して考える力」を大切にしています。
- 異年齢の子ども同士の学び合い(ピア・ラーニング)も促進しています。
協働的な学びの場の提供

- 教え合い、話し合い、認め合うことで、学びにおける「主体性」と「社会性」を育てます。
- 文部科学省も推奨する「協働的な学び」を、自然な形で取り入れています。
- 遊び心のある教材や季節に応じたミニ企画も用意しており、楽しく通える寺子屋を目指しています。
素読(そどく)を取り入れた
教育

素読(そどく)とは、意味を深く考えずに、まず音読で繰り返すことで言葉の響きに親しむ古典的学習法です。
当寺子屋では「論語」や「大学」「百人一首」などを教材とし、日々の生活や人との関係に役立つ言葉を自然と身につけていきます。
読書リズムの習得は、外国語学習にも良い効果を生みます。
素読の効果
- 語彙力や文章感覚が自然と身につく
- 集中力・持久力の向上
- 心の安定と自己肯定感の育成
- 外国語習得への良い導入にもなります(リズムや発音に強くなる)
毎回10~15分程度、素読の時間を設けています。
お子様が家でも口ずさむほど、楽しみながら身につけていきます。
寺子屋で扱うテキスト
こちらでプリントを用意します。
対象・参加方法など
対象 | 小学生~中学生 (※高学年優遇/未就学児は応相談) |
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日時 | 週2回・放課後~18:00まで (※曜日・回数は地域に応じて調整) |
会場 | 寺方元町豊田宅 (詳細は別途ご連絡いたします) |
参加費 | 500円/回 |
定員制のため、事前申込が必要です。
ご予約はお問い合わせフォームより承っております。